専門外来ほか
禁煙外来

 皆さんは喫煙が百害あって一利なしであることはよくご存じのことと思います。喫煙が呼吸器疾患、循環器疾患、悪性疾患などの発症の重大な危険因子であります。
 喫煙は「ニコチン依存症」としてとらえられており、「身体的依存」と心理的依存に分けられます。ニコチンは脳内でドーパミンの放出を促し、喫煙後の幸福、覚醒感をもたらします。煙草を吸えない時間が続くと、ニコチン、ドーパミンの濃度が低下し、不安感、不快感が表れ、離脱症状を打ち消すために次の煙草に火をつけます。これが身体的依存であり禁煙補助剤を用いて治療します。心理的依存は食後、酒席、ストレスを感じた時などに煙草を吸いたくなることです。再喫煙の最大の原因になりますので、禁煙には決して吸わないという意思が重要です。
 最近、喫煙は「ニコチン依存症」という病気であるとの判断により、保険診療で禁煙補助剤を用いて治療を行うことができるようになりました。
 治療方法としてニコチン補充療法(ニコチンガム、ニコチンパップ剤等)が主体でしたが、最近新たにチャンピックスという経口剤が使用できるようになりました。重大な副作用はほとんどなく、また最初の一週間は喫煙してもよく(もちろん少量にはすべきですが)、禁煙の強い意志がある方は、無理なく禁煙が可能と思います。これを機会に是非禁煙にトライしてください。

※なお、治療期間中に車の運転をしないと確約できる方に限ります。



食事指導
食事指導

当院では管理栄養士による食事指導を毎週火曜日午後2:00より行っています。
糖尿病、高脂質血症、高血圧症、メタボリックシンドロームの予防、治療には食事の管理が不可欠です。ご利用ください。


実施している日時 ※完全予約制

毎週火曜日 午後2:00 〜

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予防接種
対応することができる予防接種
予防接種

・破傷風  ・風疹  ・日本脳炎  ・B型肝炎
・ジフテリア及び破傷風の二種混合  ・おたふくかぜ

・麻疹  ・麻疹及び風疹の二種混合
・インフルエンザ  ・A型肝炎  ・肺炎球菌感染症


実施している日時 ※予約制

月曜 〜 金曜で祝日を除く
午前9:00 〜 12:00
午後2:00 〜 4:00

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内視鏡
極細径内視鏡を用いた経鼻内視鏡検査
内視鏡比較図 極細径内視鏡:先端径5.0mm 従来の内視鏡:先端径9.8mm

 食道、胃、十二指腸などの上部消化管に対する代表的検査は経口内視鏡検査ですが、10mm前後の太さの内視鏡を挿入する際に舌や喉を刺激し、多くの方は咽頭反射を起こします。このため、内視鏡検査は”つらい”、”苦しい”と感じている人が多いのではないでしょうか。検査時の苦痛を軽減させることを目的に、経鼻的に挿入できるように内視鏡を細くする試みが行われてきました。経鼻的に挿入すれば、咽頭反射はほとんど起こりません。2001年から極細径内視鏡が製品化されていますが、検査中の負担が軽く、また安全性、操作性、性能に問題はなく、大変注目されています。


内視鏡的検査

 ポリペクトミー(polypectomy)とは、ポリープを切断するという意味で、内視鏡の進歩に伴い、内視鏡による各種ポリペクトミーが行われています。
 当院では高周波電流を使用する切断法を行っています。
ポリペクトミーの適応となる胃ポリープは以下の通りです。
 ・ポリープより慢性的に出血し貧血をきたしている場合
 ・ポリープによる通過障害のある場合
 ・ポリープが10mm以上の大きさである場合
 ・癌の混在または癌化が予想される形態の場合
大腸ポリープは、5mm以上の大きさのポリープが対象となりますが、平坦型に対しては、粘膜切除術を行います。


内視鏡的粘膜切除術(EMR)

 粘膜切除術とは、平坦な隆起性病変あるいは小さい陥凹性病変に対して、生理食塩水をその基部に注入し、病変全体を膨隆させ、高周波スネアーで切除する方法です。対象となる疾患は、リンパ節転移のない早期食道癌、早期胃癌、早期大腸癌です。



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